●宣伝しない宣伝
松場登美さん(島根県大田市)は、
ミシン一台でパッチワークの店「ブラハウス」を営んでいた。
この地の人々に温かく迎えられた感謝の気持ちを、
毎回チラシに込めた。商品の宣伝より、「自分の思い」が大きいチラシだった。
チラシを読んだ女性たちは、
「こういう人の店に行ってみたい」
と来店してくれるようになり、
業績は着実に伸びた。
今は夫とともに生活雑貨全般を扱う『群言堂』ブランドを立ち上げ、
年商は十数億に達する。
商品の宣伝をするより、自分の思いを伝える。
そのほうがずっと、消費者にとっては強い来店動機になるようだ。